今回は「抗がん剤治療中」や「入院中」のお口の乾燥に対応できる洗口液を紹介したいと思います。
唾液が少なくなると虫歯や歯周病が発生する危険度が高まります。
お口の中を潤すことは、お口の中を清潔に保つために重要なことの一つです。
ペプチサル ジェントル マウスウォッシュ
入院中の口腔乾燥、または口腔粘膜に刺激を与えたくない場合の洗口液としてお使いいただけます。
管理人が使用した個人的感想をお伝えすると、液体はとろみがあり、ミントの味は弱いキシリトール味です。
外出時にはスプレー容器に入れ替えて、乾燥が気になる際にお口にシュッとスプレーをして使用することができます。(スプレー容器を使用する際は衛生上使い切れる1日分を入れ替えて下さい。)
また、介護者がスポンジにしみこませてお口の中を清掃したり、舌苔を落としたりする際にも使用できます。
(介護の際には誤嚥防止のため、体位を整えてから使用するようにして下さい。)
口腔乾燥が強い方は、この洗口液と同シリーズのペプチサルマウスジェル(口腔保湿剤)と併用するとより効果的です。
コンクールマウスリンス
お口の乾燥は気になるけど、スッキリとした爽快感も味わいたい。そんな方に使っていただきたい、お口も潤う口腔保湿洗口剤です。
管理人が使用した感想は、ペプチサルジェントルマウスウオッシュと比較すると、かなりスッキリしたミントの味があり、液体はさらりとした感じ。
口腔乾燥の状態は軽度から中等度までの方におすすめです。
唾液類似成分が多く含まれていることが特長です。
ペプチサルジェントルマウスジェル(口腔保湿剤)
この口腔保湿剤はジェル状なので停滞しやすく、保湿効果が洗口液に比べて持続します。
管理人は味をほとんど感じませんでしたが、患者さんの声ではちょっと甘いかな?とおっしゃる方が多い印象です。
清潔にした指や、口腔ケアスポンジにつけて口腔粘膜に塗布しますが、あわせて口唇に塗布することもできます。
介護をする際、痂皮状の汚物が付着したケースでは、ジェルによって軟化させると除去しやすくなります。
まとめ
口腔保湿剤には様々な種類があり、今回紹介したものはその中のごく一部ですが、管理人が実際に臨床で使用したおすすめのものです。
ぜひ参考にしていただけたら幸いです。